股関節が曲がりにくい?椅子で行うセルフチェックと生活への影響 #02
椅子に座り、胸をできるだけ起こしたまま、片膝を胸の方向へ上げられますか?
今回見るのは股関節屈曲です。ただし「脚が上がったか」だけではなく、身体がどんな工夫を使っているかを見てみます。
安全に行うために
背もたれのある安定した椅子で行い、痛みが出る範囲まで無理に上げないでください。
背もたれのある安定した椅子で行い、痛みが出る範囲まで無理に上げないでください。
セルフチェック
- 椅子へ少し浅めに座り、両足を床につけます。
- 胸を起こしたまま、片膝をゆっくり胸の方向へ近づけます。
- 左右で上げやすさと身体の使い方を比べます。
PTが見るポイント
- 骨盤が後ろへ倒れていないか
- 体幹を大きく後ろへ倒していないか
- 股関節が外側へ逃げていないか
- 反対側のお尻が浮いていないか
- 痛みや左右差がないか
代償は単なる間違いではありません。身体が動作を成立させるために使っている工夫であり、生活上の困りごとを考える手がかりになります。
生活ではどこに関係する?
靴・靴下を履く
足元へ手を近づけるには、股関節だけでなく膝、足首、体幹、上肢のリーチ、バランスも必要です。
低い椅子から立つ
立ち上がる前に身体を足の上へ移す場面で、股関節の曲がりやすさが関係します。
床の物を拾う・浴槽をまたぐ
脚を引き寄せたり持ち上げたりするときに使いますが、痛みや環境によって方法は大きく変わります。
角度だけで決めない
「股関節が何度だから靴下が履けない」とは判断できません。膝関節、足関節、体幹、上肢リーチ、疼痛、筋力、バランス、椅子の高さなどを一緒に見ます。
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今日のまとめ
できたかではなく、どこで補いながら生活動作を成立させているか。無理のない範囲で左右を見比べてみてください。
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※一般的な健康情報です。痛みや転倒の不安がある場合は無理に実施せず、専門職へご相談ください。
