急な病気やケガにて後遺症が残った状態で退院し、家に帰ってこれからどう生活費を工面していけばいいのか、今までのように働けないなどでお金の不安はあると思います
国ではそのような方に対してどのような制度があるのかというと傷病手当と障害基礎年金(障害厚生年金)になります
これは申請しないともらえない制度になるため知らないとそのまま見過ごしてしまう状況になってしまうため必ず申請できるよう勉強する必要がありそうです。
ただすごく複雑であるため簡単には説明できません
もちろんご自分で本やネットなどを確認しながら申請はできますが、手続きが大変であったり間違えると再申請に時間がかかったりと手間がかかるため必ず窓口に相談するかもしくは社会保険労務士に依頼することを推奨します
今回は少しでも知ってもらい、申請のきっかけになればよいと思います
実際どのくらいもらえるの?(計算が複雑なため大まかな数字です)
1級 障害基礎年金 976,125円/年+子の加算(各224,700円)※第3子以降は74,900円
2級 障害基礎年金 781,700円/年+子の加算(各224,700円)※第3子以降は74,900円
3級 障害厚生年金 報酬比例の年金額)最低保証586,300円/年
障害手当金 一時金として支給 報酬比例の年金額×2 1,172,600円
1級・2級についてはプラスして障害厚生年金が追加されます
だいたいですが、最低で見積もっても月に6~8万円程度の収入が入るだけでも大きいですよね
〇1級
他人の介助を受けなければ、ほとんど日常生活を送ることあできない状態
〇2級
必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、日常生活が極めて困難で労働することができない状態
〇3級
労働が著しい制限を受けるか、労働に著しい制限を加えることを必要とする状態
〇障害手当金
「傷病が治ったもの」であって、労働が制限を受けるかまたは労働に制限を加えることを必要とする状態
自分では判断できないのですが大まかな目安としては上記のような基準になります
まず、有給休暇を利用
次に傷病手当金(健康保険加入の社員のみ)最大1年6か月
傷病手当後に障害年金など受給
就業不能になってから有給休暇から傷病手当金を利用し収入の補償を受けます
その後、健康時の収入よりも少なくなりますが障害年金を長期に渡って収入を得ていきます。
障害年金の種類としては障害基礎年金と障害厚生年金があります
障害年金の等級
・1級ー2級ー3級、障害手当金(一時金のみ)
国民年金の方は障害基礎年金
働いていた方は障害基礎年金+障害厚生年金の2階建てになります
対象になる疾患としては下記を参考にしてください
詳細はこちら↓
※障害基礎年金の受給要件・支給開始時期(日本年金機構)
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20150514.html
何度も言いますが、とても複雑で申請も見慣れないとわかりずらいため本や社会保険労務士などに相談することをお勧めします
今回参考にさせていただいた本はこちら
自分は対象になるのか?こんな制度があるんだと思ってもらえれば良いと思います
少しでも役に立ち、皆様の利益ににつながればと願っています