今回は健康と老後について考えてみたいと思います
そもそも平均寿命と健康寿命についてご存知でしょうか
◉平均寿命とは(定義)
0歳時点から何歳まで生きられるかを統計で表した平均余命のことです
女性の平均寿命は約87歳、男性は81歳
平均寿命は年々伸び続けており、
日本では現在100歳以上の人口が8万人以上いて、2007年生まれの人の2人に1人が、103歳まで生きると言われている時代になってきています
◉健康寿命とは(定義)
日常生活を制限されることなく健康的に生活を行うことができる期間のこと
女性の健康寿命は約74歳、男性は71歳
これは平成28年の厚生労働省のデータですが、
平均寿命と健康寿命の差が何かしら日常生活で誰かの介護を必要とする期間になっています
男性では約8年、女性ではなんと約12年
介護をする側としては長い期間のように感じます
健康寿命を延ばしてできるだけ介護を必要とする期間を減らそうと全国の各自治体で取り組み努力を重ねています
最近の研究の成果としては2000年~2015年にて
食事:糖質減少、脂質減少、塩分減少、タンパク質増加
運動習慣増加 体力測定の結果向上
良くなっているが…
結果、平均寿命は延びたが・・・健康寿命は不変(差が埋まらず)
では老後をどう過ごせばいいの?がんばって長生きすればいいの?
介護にならないように健康に気を付ければいいの?
たしかに大事なんですが、
要するに最期に向かってどれだけ楽しむことができるかが重要です!!
健康というのは目的ではない!!
健康ということは生きがい、夢の実現、自分のやりたいことのために必要なことなのです
健康のために何かをするのではなく人生の最期まで楽しく過ごすことを目標にしてみてはいかがでしょうか
仕事が定年になりこれから何もすることがないという方、もう歳をとって体が動かないなどあきらめている方も多いと思います
いまからでも遅くないのでぜひ楽しむための努力をしてみてください
実際にアメリカのInstagramの方は71歳からダイエットを初めてトレーニング方法などインスタで紹介している写真を見ると74歳なのにムキムキのおばあちゃんになっています
また72歳から一眼レフを持ち始めて現在90歳で自撮りのおもしろい写真を集めた展覧会を開いた方もいます
昔これをやりたかった、やり残したことがある、こんなことに憧れるなど、気持ちだけあれば必ずできるので何かにチャレンジしてみて人生最期まで楽しんでください